家計再生を専門とするファイナンシャルプランナーの著者のもとには、２０～３０歳代の独身女性が相談に訪れる例が増えているという。「思い詰めた表情で、お金に関する不安を打ち明ける方もいます」。こうした「おひとり女子」がきちんとお金をため、将来の不安を少しでも減らすにはどうしたらいいか――。本書はその処方箋を示す。 　まず指摘するのは、「おひとり女子」を取り巻く厳しい環境だ。女性は非正規雇用で働く割合が５割超と高く、同年代の男性に比べ収入が少ないのが実情。その反面、独身の場合は結婚や出産、子供の進学といった大きなお金が必要になる「ライフイベント」が少ないため、貯金の習慣がつきにくいという。「美容院や化粧品代も固定費のようにかさみ、財布のひもを引き締めるのは容易ではない」 　貯蓄体質に変わる方法として、クレジットカードの利用を減らし、習慣化したネットショッピングを控えることを提案する。また、著者が「おひとり女子の２大問題」と呼ぶマイホームと老後資金についても重点的に取り上げた。「マンションは買うべきか」「老後はいくら必要？」などの論点ごとに、無理のない購入額や年金支給額の目安といった基本を解説する。 　「何のためにどれだけお金が必要なのか分かれば、誰でも『ためられる人』になる。貯金は女性を裏切りません」 　「女子貯金」はシングルライフの心強い味方になってくれそうだ。 vans usa seiko 腕時計 new balance usa オールデン ニクソン 時計 lee ジーンズ トリッカーズ dcshoecousa tough jeansmith ubiq パトリック スニーカー